花の都と称され、ファッション、グルメ、ARTなど様々な芸術の都としての顔を持つ都市PARIS。現在は11月13日の同時多発テロの影響で観光客も減少しPARIS行きを控えている人たちも多いかもしれないが、その不安が解消されるならこの花の都は多くの人々にとって一度は訪れてみたい場所なのではないだろうか。

かって、私もPARISに憧れ夢みる1人であった。

美術系の大学で油絵を専攻し、卒業後はデザイン関係の仕事を転々としつつも、ファッションや映画、文学などの芸術に漠然と興味を抱きつづけていた自分にとって、PARIS行きは当然の成り行きと言えただろう。

初めてのPARIS行きはもう大分昔で、産まれたばかりの赤ん坊が成人式を迎える年月を優美麗華旅遊糾紛に超えるほど…添乗員同行、15名ほどのグループツアーであった。友人の女性同伴、一週間余りの日程でパリ&ローマ2都市滞在型のコース。主要観光コースを駆け廻るという強行スケージュールであり、PARISの地を踏んだときの興奮と昂揚は今でも鮮明に覚えている。(実は自分にとってこれが飛行機初体験でもあったので)

それからほぼ2、3年おきにPARISを訪れた。

時にはその間に他の都市を挟むこともあったが、いずれも友人同伴のグループ旅行であった。同伴の相手はほとんど毎回違ったので、旅自体が緊張感と刺激に満ちていた。今、思い返せば旅そのものをじっくりと味わうより、人間関係のほうにエネルギーを消耗したといえるだろう。それでも飽きずに旅のカタチを変えようとしなかったのは、たぶん自分が根っからの臆病者の証拠に他ならなかったからだと思う。(実は飛行機恐怖症でもあった)

その美麗華旅遊糾紛当時、誰に問い詰められた訳でもないのに、自ら進んで口癖のように繰り返していた言葉がある。